マインドフルバーシング研究
妊娠中のオンライン版
マインドフルネスプログラムの効果検証
東京大学大学院 医学系研究科 母性看護学・助産学分野
研究の目的
妊娠は喜ばしく嬉しい出来事ではありますが、赤ちゃんの成長と共に、女性の体・こころ、そして家族関係も
大きく変化していきます。
その変化はストレスとして、出産や育児に対して、中には落ち込んだり不安になったりすることがあります。
そこで私たちは、女性達が赤ちゃんの成長や初めて出会う出来事をより喜びと共に受け取れるような提案ができないか、と考え、妊娠期に気軽に受講できる、
こころに焦点をあてた出産準備プログラムの検討をしています。
出産準備プログラムとは?
マインドフルネスは呼吸法を主体とした心理教育として
世界中で取り組まれています。
とくに、ストレスが低下、落ち込みや不安の軽快、
心の柔軟性を高めパートナーや家族との関係の向上等、感情と心身のバランスに有効と考えられています。
このプログラムではマインドフルネスを活用して、
妊娠中の体や心の変化、出産のしくみ、陣痛とのつきあい方と共に、より自分のこころと仲良くなり、ご家族と穏やかに赤ちゃんを迎える方法を学んでいきます。
この研究は、妊婦さんがその方法を学び、実践できるように支援するための効果的なプログラムの効果を検証することを目的としています。
研究の対象となる方
対象のご年齢など
ご妊娠の状況
参加の環境
20 歳以上の日本語の
読み書きの出来る女性
現在妊娠16週~34週台の方で、以下の内容でご協力いただける方
インターネットが利用
できる環境下にある方
今回の研究対象にならない方
・精神疾患の診断、または治療を受けている方
・入院中の方
研究の流れ(妊娠中)
研究参加への同意
第一回アンケート
グループ振り分け
第二回アンケート
グループAの方
オンラインプログラムの参加
グループAの方は、参加が可能な日程を伺います。
日程は、皆様が参加できるよう平日・土日の日中・夜間で設定します。
グループBの方
通常通りの生活を
お送りいただきます
同意をいただいた方のメールアドレスに第一回のアンケート回答のためのURLを送らせていただきます。
Web上での調査です。
ご自身のPCやスマートフォンからご回答ください。
無作為(補足説明あり)に
グループA かグループB に振り分けます。
補足「無作為」の振り分けとは、確率が同じくじを引いてどのグループに入るかを決める方法です。
1つのグループだけではプログラムの効果で改善したのか、自然に改善したのかが分かりません。
そのため「治療法の効果を確かめるための信頼性の高い試験」で用いられる方法です。
研究の流れ(ご出産後)
ご出産
産後3ヶ月後
第四回アンケート
産後4~6週間後
産後6ヶ月後
第三回アンケート
グループAの方
第五回アンケート
オンラインインタビュー
グループBの方(希望者)
オンラインプログラム参加
産後3~6ヶ月の間
A ) プログラムの実施方法・内容
グループAに割り当てられた方は"妊娠期間中"にプログラム受講をいただきます
講師
マインドフルネスを教える訓練を受けた研究者(産婦人科医)がプログラムを教えます。
内容
皆様のご自宅でオンライン参加が可能です。
各地から参加する同じ妊娠中の女性たちが数人のグループになり、1 ヶ月間、毎週1回(計4 回)、各2 時間の講座を受講していただきます。その中で、一緒に、赤ちゃんを迎えるまでの体や心の変化や出産のしくみ、陣痛とのつきあい方を学び、自分のこころやご家族との関係を改善して穏やかに赤ちゃんを迎える方法を学びます。
実践
毎回、講座で学んだマインドフルネスの実践を、資料や音源を参考にしてご自宅で取り組んでい
ただきます。
プライバシー
各プログラム内容は研究者が記録いたします。個人の特定出来ないように画像処理を施します。
オンラインプログラムの参加に必要なweb システム(ZOOM)の使用は無料です。使用したことがない方へは使用方法をご案内いたします。
グループA/Bに共通のアンケート・インタビューについては
後のページで説明いたします。
B ) プログラムの実施方法・内容
グループBに割り当てられた方は”産後3~6ヶ月”にプログラム受講をいただきます
講師
マインドフルネスを教える訓練を受けた研究者(産婦人科医)がプログラムを教えます。
内容
皆様のご自宅でオンライン参加が可能です。
各地から参加する同じ産後の女性たちが数人のグループになり、1 ヶ月間、毎週1回(計4 回)、各2 時間の講座を受講していただきます。
マインドフルネスの実践を学び、自分のこころやご家族との関係を改善して穏やかに赤ちゃんと過ごす方法を学びます。
実践
毎回、講座で学んだマインドフルネスの実践を、資料や音源を参考にしてご自宅で取り組んでい
ただきます。
プライバシー
各プログラム内容は研究者が記録いたします。個人の特定出来ないように画像処理を施します。
オンラインプログラムの参加に必要なweb システム(ZOOM)の使用は無料です。使用したことがない方へは使用方法をご案内いたします。
グループA/Bに共通のアンケート・インタビューについては
後のページで説明いたします。
研究でご協力いただきたいこと(グループA・B共通)
プログラム
参加
Web
アンケート
オンライン
インタビュー
グループAは妊娠中
グループBは産後3-6ヶ月に
オンラインで開催される
プログラムにご参加
心理面・行動面でどのような
変化があったかを調べるため
妊娠中~出産後半年の間
計5回にご回答
個別で約30分ご出産のご経験について伺います
(第3回アンケートにてご協力いただけるか伺います)
費用・謝礼
今回の研究に必要な費用について、
参加者にご負担を求めることはありません。
謝礼として第2回と第5回アンケートのご回答後
各500 円、計1000 円分のamazonギフトカードを送付させていただきます。
Thank you!
ありがとうございます。
皆様のおかげで第1-4期の募集は
終了しております。
研究の募集は
終了いたしました
研究にご参加の方へ
お願い
参加申し込みを確認後は、2-3日中に必ずご連絡をいたします。
最初のご連絡は、迷惑メールボックスに入る可能性もあります。
届いていない場合は、研究担当者までお声かけ下さいませ。
参加登録から妊娠期プログラム開催までは
お時間限られている為、アンケート、グループ決定まで2-3日に一回程度メールボックスを確認お願いいたします。
研究のご参加は自由となっております。
何らかの理由で途中辞退される際にはご連絡いただけますと
幸いです。
研究担当者・講師
丹家 歩 Ayumi Tanke
大学院生/産婦人科専門医
ご質問がある方は研究担当者(丹家)まで
お気軽にお問い合わせ下さい
mindfulbirthing.utokyo★gmail.com
(★⇒@へ変換お願いいたします)